ザルツブルクの南野拓実(右)とヤングボーイズの久保裕也(左)【写真:Getty Images】
現地時間24日、チャンピオンズリーグ(CL)プレーオフ2ndレグの2日目が欧州各地で開催される。
日本人選手が所属するクラブでは、南野拓実のザルツブルクと久保裕也のヤングボーイズが出場する。ともにCL本大会の出場歴はなく、初出場が懸かる。
ザルツブルクはディナモ・ザグレブとの1stを1-1で終えており、本大会出場に有利な位置にある。ホームでの2ndレグは勝利すれば文句なし、引き分けの場合はスコアレスドローなら突破となる。ただし、敗戦または2得点以上の引き分けとなった場合は敗退となる。
一方のヤングボーイズは厳しい立場にある。1stレグはホームでボルシアMGに1-3と大敗したため、2ndレグはアウェイでの勝利が絶対条件。3点差を付けるか、4得点以上を奪って2点差(4-2、5-3など)で勝利しなければならない。
また、マンチェスター・シティは1stレグでステアウア・ブカレストに5-0で圧勝しており突破はほぼ確実。ホームでの2ndレグは、6失点しない限り敗退することはない。
23日に行われた1日目では、ポルト、モナコ、ルドゴレツ、レギア・ワルシャワ、セルティックが本大会出場を決めた。
ローマはホームでの2ndレグでポルトに0-3の大敗を喫し、プレーオフで敗退となった。イタリア勢では直近7年間のプレーオフで6クラブが敗退しており、突破できたのは2013年のミランしかない。
2010年のサンプドリア、2011年と12年のウディネーゼ、2014年のナポリ、2015年のラツィオはいずれも敗退し、イタリア勢にとってCLプレーオフは鬼門となってしまった。
CLプレーオフでは突破チームがグループステージからの出場を決め、敗退したチームはヨーロッパリーグのグループステージとへ回る。
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