レアル・マドリーのマルコ・アセンシオ【写真:Getty Images】
レアル・マドリー期待のMF、20歳のマルコ・アセンシオが入団会見を行った。会見中には亡き母を想い涙ぐむ場面もあった。16日、スペイン紙『アス』が報じている。
エスパニョールからマドリーにレンタル復帰した今季、プレーシーズンを通じ安定したパフォーマンスを見せ、ついに正式に残留が決まった。背番号も20に決まり、自らの居場所を勝ち取ったアセンシオは、改めて入団発表と会見を行った。
スペイン人の父とオランダ人の母を持つ20歳は「この場に立てて興奮している。このユニフォームのために一生懸命に努力したい」と述べ、「父、兄弟、そして母に感謝している、、、」と語ると涙をこらえきれなかった。(アセンシオは2011年に母親をガンで亡くしている)
ジネディーヌ・ジダン監督について、「練習でアピールし、プレー機会を得なければならないと言われた。チャンスを得たら、ベストを尽くしたい」と述べ、「監督は常に私を信頼してくれた。私が残留することを望んでくれたし、それが妥当だと言ってくれた。私自身もここに残りたかった」と会話していたことを語った。
先のUEFAスーパーカップではゴールも決め、勝利に貢献した20歳は「スーパーカップはゴールも決めたし忘れがたい。今は、プレー機会を作れるように練習する」と述べる。5月にはスペインフル代表デビューも飾ったアセンシオ。マドリー攻撃陣にまた一人頼もしい顔ぶれが加わった。
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