優勝したFC東京の久保建英【写真:木鋪虎雄】
4日、味の素フィールド西が丘にて第40回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会の決勝、FC東京U-18対清水エスパルスユースが行われた。準決勝で豪快なフリーキックからゴールを奪った久保建英はベンチスタートとなった。
試合は序盤からFC東京U-18がペースを握る。前半35分、FC東京U-18はピッチを大きく使いながら清水エスパルスユース陣内に攻め込むと、ペナルティエリア外から4番・鈴木喜丈がシュートを放つ。シュートはゴールポストに直撃するが、こぼれ球が清水エスパルスユースGKの背中に当たり、そのままゴールに吸い込まれる形でFC東京U-18が先制に成功する。
さらに前半終了間際には、6番・岡崎慎のロングフィードに抜け出した11番・半谷陽介が見事なボールコントロールから落ち着いてGKとの1対1を制し、追加点。FC東京U-18が2点をリードし前半を折り返す。
2-0とリードするFC東京U-18は後半16分、久保建英を投入する。中学生ながらここまで5ゴールをあげ得点ランキングでトップに立つ久保はFWのポジションに入ったがゴールをあげることはできなかった。
試合はそのまま2-0で終了し、FC東京U-18が8年ぶりに第40回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会を制覇した。
久保は決勝での得点はなかったが、中学生ながら、小柏剛(大宮アルディージャユース)、滝裕太(清水エスパルスユース)と並び得点王に輝いた。
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