レアル・マドリーのマルコ・アセンシオ【写真:Getty Images】
レアル・マドリーは、20歳のMFマルコ・アセンシオに集まっている多くのオファーを拒否するようだ。3日、スペイン紙『マルカ』が報じている。
同紙によれば、今季エスパニョールから復帰した若きタレントの元には、10を超えるオファーが届いているという。しかしチームはそれを拒否するとのことだ。
同様に、現場を預かるジネディーヌ・ジダン監督も、アセンシオの去就について「話し合っているところだ。少ししか時間がないが、マドリードに帰ってもう一度彼をチェックし、結論を出すだろう」と述べるが、「アセンシオはマドリーの選手だ。私の考えとしては彼をチームに残したい。そしてそれは彼の願いでもある」と残留に含みを持たせるコメントを残す。
2014年12月、18歳でマジョルカからマドリーに移籍したアセンシオだが、相次ぐレンタル移籍により、マドリーでの公式戦出場は未だにない。しかし、先日、チームはこの期待の若手と2022年6月30日まで契約延長を発表したばかりである。
スペイン人の父とオランダ人の母を持つ20歳は、前スペイン代表監督のビセンテ・デル・ボスケ氏の抜擢により、今年5月にフル代表デビューを飾っている。デル・ボスケ氏も「スペイン最高のタレント」と評価するその才能が、今季は本拠地サンティアゴ・ベルナベウで見られそうだ。
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