ユベントスへの移籍が近づくFWガブリエル・バルボサ【写真:Getty Images】
ユベントスは、ブラジル1部のサントスに所属する19歳の“ネイマール2世”と遂に個人合意に至ったようだ。29日にイタリアの『カルチョメルカート.com』が報じている。
ここまで非常に活発な補強を行っているユベントスの勢いは止まらない。遂にブラジル代表FW“カビゴル”ことガブリエル・バルボサとの個人合意に至り、交渉成立に向けて加速している。残す問題はデリケートな保有権に関わる問題だ。
サントスの会長は、ユベントスにG・バルボサと交渉することを承諾した。しかしそれは、個人合意に至るまでの部分的な承諾で、保有権は全く別の話となるようだ。ユベントスは、G・バルボサの代理人と父親との話し合いで、年棒250万ユーロ(約2億8000万円)に様々なボーナスを加えた4年から5年契約で合意に至った。
一方でG・バルボサの保有権は、サントスが40%、選手の家族が40%、そして残りの20%を投資ファンド『ドイエン・スポーツ』社、それに代理人が数%保有している。サントスはまず1800万ユーロ(約20億円)をユベントスへ求めたようだ。しかし、残りの2者が金額が低すぎると考慮して反対。少なくとも2500万ユーロ(約28億円)なら3者全員が満足できる金額となり交渉が成立することになるようだ。
ユベントスは現在移籍金を上げるかどうかで検討中のようだが、G・バルボサが欧州上陸へ近づいたことは間違いない。後はユベントスが交渉成立に踏み込むかどうかにかかっているようだ。
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