ポルトガル代表のクリスティアーノ・ロナウド【写真:Getty Images】
EURO2016決勝が現地時間の10日に開催される。クリスティアーノ・ロナウド擁するポルトガル代表は史上初となる主要国際タイトルを獲得するチャンスだ。
ポルトガル代表の過去最高成績はFIFAワールドカップが1966年イングランド大会の3位。EUROは2004年ポルトガル自国開催の準優勝となっている。ルイス・フィーゴ、マヌエル・ルイ・コスタ、パウロ・ソウザといった名選手を擁した黄金時代もフル代表ではタイトルを獲得することはできなかった。
C・ロナウドにとってはEURO2004に続く2度目のEURO決勝だ。前回は伏兵ギリシャ代表相手に敗北し、自国開催での初タイトル獲得とはいかなかった。
一方のフランス代表は1998年ワールドカップ、2000年EUROの主要国際タイトル二連覇以来となるタイトル獲得のチャンスだ。チームを率いるのは上記黄金時代の主将を務めたディディエ・デシャン監督。
果たして、C・ロナウドはポルトガルに史上初の主要国際タイトルをもたらすことはできるのだろうか。クラブサッカーでは全てを勝ち取った男の最後のミッションが始まる。
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