バロンドールを狙うマリオ・バロテッリ【写真:Getty Images】
リバプールの元イタリア代表FWマリオ・バロテッリは、これまでの過去を反省し、将来に向けてやる気に燃えているようだ。2日付のイタリア紙『コリエーレ・デラ・セラ』が伝えている。
バロテッリは、昨季に在籍していたミランでも再び期待外れなシーズンを過ごし、同クラブに買い取られなかった。その上EURO2016のメンバーからも落選している。
しかしバロテッリは、「この2年間はオレのレベルじゃなかったけど、それはフィジカルや別の問題のせいだったんだ。(アントニオ・)コンテ監督は当然別の選手を選出したね。もしオレが彼の立場でもきっと同じ判断をしたはずだ」と後悔しながらも、落選に納得しているようだ。
バロテッリは遂にやる気を取り戻したようだ。「0から10までのステップがあるとすれば、オレは5で止まってしまった。だけどこれから徐々に10まで辿り着くさ。いつかバロンドールを獲ってやる」と選手としての最大の目標を目指すことを表明している。
「大事なのは手遅れになる前に理解したってことだよ。トップクラスの選手になれたはずだったなんて後悔をしてキャリアを終えたくはない」と語ると、「2年前まではオレの才能だけで満足していたよ。それだけで十分だと思っていたんだ。だけどこの2年間に真剣にハードワークをしてみて気付いたよ。この2年間で完全に変わったんだ」と語った。
来季については、「リバプールでプレーしたいね。ミランはオレを引き留めないことに決めたんだ。だからもうここへは戻って来ない」と答えている。
バロテッリが心機一転をすれば、クラブにとっても代表チームにとっても朗報であることは間違いないはずだ。
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