ベルギー代表のラジャ・ナインゴラン【写真:Getty Images】
ベルギー代表のMFラジャ・ナインゴランは、手が付けられないほどの愛煙家のようだ。24日にベルギーのスポーツチャンネル『スポルザ』が報じている。
ナインゴランは、持ち味の豊富な運動量と強い闘争心で攻守に渡って中盤を駆け回るハードワーカーだ。しかし、同選手には“喫煙”という悪癖があるようである。ベルギーのマルク・ヴィルモッツ監督は、「ラジャは煙草を吸うね。それは喫煙する選手が多くいるフランスとイタリアで良くある習慣なんだ」と同選手が愛煙家であることを認めた。
それでもヴィルモッツ監督は「サッカーをする上で影響を及ぼさない程度のレベルだよ。彼の体やピッチでの彼のパフォーマンスがポジティブである限り、私にとって問題はないんだ」と喫煙を容認。「煙感知器を作動させないようにするために彼にはいつもバルコニー付き部屋に泊まらせるようにしているよ。彼は“赤い悪魔(代表チームの愛称)”で唯一の喫煙家だからね」と騒動を起こさないために気を使っているとも話している。
さらに「1日5本から6本吸う煙草の喫煙を禁じれば、きっと彼は部屋を破壊しただろうね」と禁煙は不可能だと告げると、「彼が35歳までではなく30歳までしかプレーできないとしても、それは彼の問題だよ」とナインゴランの将来についても語った。
チェルシーへ移籍するとも噂されているナインゴラン。しかしそうなれば、規律に厳しい新指揮官のアントニオ・コンテイタリア代表監督と一悶着起こすことになるのは必至だろう。果たして将来禁煙することはできるだろうか。
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