ゲーリー・リネカー氏【写真:Getty Images】
イギリスのEU離脱の是非を問う国民投票が現地時間23日に行われ、開票の結果、離脱派が残留派を上回った。英『BBC』が報じた。これにより、イギリスのEU離脱は決定的となった。
現役時代にはレスター・シティやバルセロナ、Jリーグの名古屋グランパスでもプレーし、残留派でもあるゲーリー・リネカー氏はこの結果を受けて自身のツイッターを更新。母国のEU離脱という決定に、「ちょっとだけ仮眠したらこうなった。我々が一体何をしたのか?」と困惑しているようだ。
また、「勝ち誇るような時ではない。決定すべき時ではない。嫌悪する時ではない。これは変化の時だ。平静の時だ。歴史の一部だ」と続けてツイッターを投稿した。
EU離脱は、プレミアリーグにも少なからず影響を与えるかもしれない。EU加盟国のパスポートを保持する選手であれば就労ビザは不要だったが、EU離脱によりフランスやスペインなどの国籍の選手でもビザが必要となる。
ビザ取得のためには厳しいA代表出場規定数を満たす必要があり、外国人選手の獲得のハードルが上がることが考えられる。
一方では、外国人選手の増加を辿っていることが懸念されていたプレミアリーグで英国出身選手が増えることも予想される。この投票結果がどのような影響を及ぼすのかは未知数だが、少なからず何らかの影響を与えることになりそうだ。
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