ナポリ愛を貫くマレク・ハムシク【写真:Getty Images】
EURO2016で衝撃的なゴールを決める大活躍を収めているマレク・ハムシクだが、あくまで“ナポリ愛”を強調している。17日、イタリア『カルチョメルカート.com』が報じた。
ロシア戦でスーパーゴールを含む1ゴール1アシストの活躍を収めたハムシク。試合後にはヤン・コザク監督が「彼にとってナポリは小さすぎる。もっと大きなクラブがふさわしい」とビッグクラブへの移籍を助言し話題を呼んでいた。
しかし、ハムシク本人は「僕の未来はナポリにある。あと2年の契約が残っているよ」とクラブへの愛を貫くことを強調した。
ハムシクは2007年にナポリに加入以来、同クラブで402試合に出場し98ゴール93アシストを記録している伝説的存在だ。毎年のようにビッグクラブへの移籍を報じらながら、同選手が頑なにナポリ残留を希望してきた。ズラタン・イブラヒモビッチやマリオ・バロテッリを顧客とする、選手をビッグディールで移籍させ続けることで知られるミーノ・ライオラ氏も、同選手の移籍には匙を投げたことは有名なエピソードとなっている。
小国スロバキアで輝き続けるハムシク。熱いハートを持つこの男はEURO2016で母国を躍進に導くことができるのだろうか。
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