ベルギー代表のMFエデン・アザール【写真:Getty Images】
チェルシーに所属するベルギー代表MFエデン・アザールはレアル・マドリーからのオファーを一蹴したようだ。14日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。
アザールは「僕には長い契約が残っている。チェルシーに滞在したい」とイングランドを離れるつもりないようだ。「ロンドンで満足している。ファンたちも満足するような良い結果を残したいね」と来シーズンの躍進を口にしている。
「僕はモウリーニョ監督との良好な関係だった。彼の解雇を願ったことはないよ」と、選手との不仲説が囁かれ、チームの調子を上げられず1月に解雇されたジョゼ・モウリーニョ前監督とは問題がなかったことを強調している。
現在レアル・マドリーを率いるジネディーヌ・ジダン監督がアザールをリール時代から注目していたのはよく知られている。しかし、チェルシーへの愛を口にする現在のアザールを引き抜くのは困難だ。現在EUROにベルギー代表の背番号10を背負い主将として戦うアザールはイタリア代表と対戦。0-2で敗れたが、来季からチェルシーの指揮を執る現イタリア代表アントニオ・コンテ監督の戦術を気に入ったようだ。
チェルシーは今シーズン10位に終わり、来シーズンは欧州主要大会に参加できない。果たして、アザールはコンテ新監督とともに“新生チェルシー”を築くことができるのだろうか。
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