ユベントスのアルバロ・モラタ【写真:Getty Images】
来季よりチェルシー監督に就任することが決定してる現イタリア代表アントニオ・コンテ監督がアルバロ・モラタの”強奪”を狙っているようだ。7日付け『アス』が報じている。
買い戻しオプションのあるレアル・マドリーへの復帰が噂され、今週中にもその未来が決まると言われているモラタ。しかし、ここにきてコンテ監督が来季より監督を務めるクラブにモラタ獲得を強く推しているようだ。
マドリーがユベントスへ買い戻しオプションを行使する前に、他のクラブがユベントスと直接やり取りし移籍をまとめることは可能である。しかし、モラタ移籍の際のクラブ間の契約では、ユベントスが2017年7月16日までにモラタを他のクラブに売却した場合、ユベントスは買い取りオプションを保有するマドリーへ8000万ユーロ(約98億円)を支払わなければならないことになっているとみられている。このためチェルシーはモラタ獲得にはかなりの額をユベントスへ提示しなければならない。
モラタ自身は「ユベントスからの退団を望んでいない」とも語り、マドリー以外のクラブが強奪するのは非常に難しい状況となっている。果たしてチェルシーが獲得に成功することはあるのだろうか。
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