長友佑都は“アモーレ”平愛梨さんの見守る前でアシストを記録【写真:Getty Images】
【日本 7-2 ブルガリア キリンカップ】
日本代表は3日、キリンカップサッカー準決勝でブルガリア代表と対戦して7-2で勝利を収めた。
長友佑都は試合前日に明らかとなった“アモーレ”平愛梨さんがスタンドから見守る中、前半に左足クロスで見事なアシストを記録し7得点大勝に貢献した。
大事な一戦を最高の形で終えた長友は「プレーもそうですけど、今日は勝利を届けられて、またサポーターもこんなにたくさん集まっていただいたので、勝利を届けられて嬉しく思います」とキリンカップ決勝進出を喜んだ。
香川真司のゴールをアシストした場面については「真司がすごくいい形、いいタイミングで入ってくれたので、真司に感謝です」と味方を称賛。練習から意識していた「早めに(クロスを)上げる」形をしっかりと試合のピッチ上で体現した一発だった。
だが、同時に課題も指摘する。「(前半は)全体が連動して、みんなが本当にしっかりと走っていましたし、素晴らしいサッカーができたんじゃないかなと思います」と4得点無失点だった前半45分間については一定の高評価を下した一方、後半を「3失点した」と実際の2失点に加えてPKを与えた場面も失点と捉えて脆弱な守備の改善を促した。
終盤にはキャプテンマークも巻いた長友。愛する人の前でしっかりと結果を残したうえでブルガリア戦で見つかった課題を解決し、ボスニア・ヘルツェゴビナとの決勝に勝利すべく気を引き締めている。
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