日本代表の先発メンバーが発表された(写真はシリア戦)【写真:Getty Images】
日本代表は、豊田スタジアムで行われるキリンカップのブルガリア戦に臨むスターティングメンバーを発表した。
ヴァイッド・ハリルホジッチ監督が会見で示唆していたように、練習で負傷を負った本田圭佑(ミラン)は先発から外れている。
また、「新しい選手にチャンスを与える」と宣言していた通り、小林悠はハリルジャパンデビューとなった。ハビエル・アギーレ元監督体制では2試合に出場しているが、この試合が代表3キャップ目となった。
GK川島永嗣は2015年6月に行われたW杯アジア二次予選シンガポール戦以来およそ1年ぶりの出場となる。なお、キャプテンは長谷部誠が務める。
先発メンバーは以下の通り。試合は19:40分にキックオフ予定。
▼GK
1.川島永嗣(ダンディー・ユナイテッド)
▼DF
5.長友佑都(インテル)
6.森重真人(FC東京)
22.吉田麻也(サウサンプトン)
19.酒井宏樹(ハノーファー)
▼MF
17.長谷部誠(フランクフルト)
7.柏木陽介(浦和レッズ)
10.香川真司(ドルトムント)
13.清武弘嗣(ハノーファー)
▼FW
9.岡崎慎司(レスター・シティ)
14.小林悠(川崎フロンターレ)
日本代表はブルガリアと過去5回対戦して1分4敗と一度も勝利していない。ハリルホジッチ監督はメンバー発表会見でブルガリア代表を「レベルも上がっていて野心を取り戻しているチーム。もし我々が勝てば大きなことを成し遂げることになる」と警戒を強めていた。
また、9月からはW杯アジア最終予選が始まるが、キリンカップの位置づけについて「私は日本代表に勝つ文化を植え付けたい。我々よりも強いであろうチームに勝つトライをする。キリンカップは、最終予選に向けた良いテストだ」と語っていた。
最新のFIFAランキングで53位の日本代表と対戦するブルガリアは69位だが、ボスニア・ヘルツェゴビナは20位、デンマークは38位といずれも上位に位置づけられている。
なお、この試合に先駆けて行われた試合ではボスニア・ヘルツェゴビナがデンマークに勝利している。日本がブルガリアに勝利すれば決勝でボスニア・ヘルツェゴビナと、敗れれば3位決定戦でデンマークと対戦する。
【了】