決勝ゴールを決めたディミトリ・パイエ【写真:Getty Images】
【フランス代表 3-2 カメルーン代表 国際親善試合】
現地時間30日に国際親善試合が行われ、フランス代表はカメルーン代表と対戦。点の取り合いとなり、シーソーゲームになったものの、ディミトリ・パイエが決勝点を決めてフランスが3-2の勝利をおさめている。
試合開始して20分、左サイドからキングスレー・コマンがドリブルで仕掛けてペナルティエリア内に侵入すると、ゴール前にあげたクロスをブレーズ・マテュイディがダイレクトで合わせてフランスが先制する。
しかし直後の22分にはカメルーンに右サイドを突破され、クロスボールをヴァンサン・アブバカルに押し込まれて同点に追いつかれてしまう。それでも41分には、ロングパスをオリビエ・ジルーが決めて再び勝ち越しに成功した。
このまま試合が終了するかと思われた88分、ゴールキックからのパスをカメルーンがつなぎ、最後はチュポ・モティングが冷静にゴールに流し込み、またも同点に追いつかれてしまう。
しかし、試合はこれで終わらない。90分にはディミトリ・パイエがフリーキックを直接ゴールに差し込み勝ち越しゴールを決めた。お互いに点を取り合い、白熱した試合はフランスの勝利で終えている。EURO2016を前に、攻撃陣が大活躍した試合となった。
【得点者】
20分 1-0 ブレーズ・マテュイディ(フランス)
22分 1-1 ヴァンサン・アブバカル(カメルーン)
41分 2-1 オリビエ・ジルー(フランス)
88分 2-2 チュポ・モティング(カメルーン)
90分 3-2 ディミトリ・パイエ(フランス)
【了】