PKを失敗してしまったアントワーヌ・グリーズマン【写真:Getty Images】
アトレティコ・マドリーに所属するフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンが、現地時間28日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)のPKの場面について言及した。29日にスペインメディア『フットボール・エスパーニャ』が報じている。
アトレティコ・マドリーはレアル・マドリーとCL決勝戦を戦い、1-1のまま120分を終えた後、PK戦の末にレアル・マドリーを相手に敗戦していた。この試合の後半開始直後、46分にアトレティコ・マドリーにPKのチャンスが訪れている。
同点に追いつくチャンスだったため、アントワーヌ・グリーズマンのPK成功に期待がかかったが残念ながら外してしまった。この場面について同選手は「僕はPK失敗を後悔していないよ。狙った通りの場所だった。しかし、数センチの差で逃してしまったんだ」と語り、思った通りの場所に蹴ることができたため後悔はないとの考えを示した。
そして、このPK失敗で動揺することなく、その後も攻め続けて79分に同点に追いついている。さらに、PK戦ではグリーズマンが一人目のキッカーとして成功させており、1試合を通して集中力を保ち続けた。惜しくも優勝は逃したが、アトレティコ・マドリーの戦いぶりは世界中のファンの目に焼きついたことだろう。
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