ザンクトパウリで初ゴールを挙げた宮市亮【写真:Getty Images】
【ザンクトパウリ 5-2 カイザースラウテルン ドイツ2部最終節】
ドイツ・ブンデスリーガ2部は現地時間15日に最終節が行われ、元日本代表FW宮市亮が所属するザンクトパウリはホームでカイザースラウテルンと対戦した。
この試合で前半4分に先制点を奪われてしまったザンクトパウリだが、その1分後に宮市が背後からのロングボールをそのままボレーで合わせて同点弾を決めた。
シーズン開幕前に左膝十字靭帯断裂の大けがを負った宮市は、その後はリハビリが続き、今年4月に行われたウニオン・ベルリン戦で10ヶ月遅れのデビューを飾っている。
新天地デビュー後は途中出場が多かった宮市だが、この試合で初の先発出場。膝の大けがを乗り越え、移籍後11ヶ月にしてようやく今季初ゴールを挙げた。
さらに、宮市は右サイドからピンポイントクロスで勝ち越し点をアシスト。後半には右サイドから強烈なミドルシュートを突き刺し、2点目を奪っている。70分に途中交代でピッチを退いた。
宮市の活躍により、ザンクトパウリは5-2の逆転勝利を収めた。チームの1部昇格はならなかったが、4位でシーズンを終えている。
【得点者】
4分 0-1 ゲルラー(カイザースラウテルン)
5分 1-1 宮市(ザンクトパウリ)
22分 2-1 テイ(ザンクトパウリ)
57分 3-1 宮市(ザンクトパウリ)
72分 4-1 マイアー(ザンクトパウリ)
76分 4-2 イェンセン(カイザースラウテルン)
79分 5-2 バッハマン(ザンクトパウリ)
【了】