SVホルンの事実上2部昇格が決定した【写真:Getty Images】
ミランの本田圭佑がオーナーを務めるSVホルンの、事実上の2部昇格が決定した。
オーストリア3部リーグは残り4節を残しているが、ホルンは勝ち点59で首位に立っている。勝ち点57のファースト・ヴィエナは2位に立っているが、2部昇格のためのライセンス取得に失敗したため、仮にファースト・ヴィエナが優勝しても2部には昇格できない。
ただし、ホルンの3部リーグ優勝は確定していないため、引き続き優勝を目指すと表明している。
オーナーの本田は、オフィシャルを通じて昇格への喜びとクラブが目指すビジョンを語っている。
「格別な喜びがありますね。選手としての喜びとはまた種類が違う達成感があります。ホルンの目指すところは若い選手をビッグクラブへと繋ぐ架け橋となるクラブです。2部でプレーすることになり、世界の若くて可能性に溢れる選手達がプレーしたいと思うクラブになると確信しています。近い将来ホルンから日本代表選手が輩出され、世界で活躍する選手を育成していくことがホルンの使命です」
ホルンには、元FC東京のGK権田修一、元浦和レッズの新井瑞希、元北海道コンサドーレ札幌の榊翔太ら5人の日本人選手が所属している。
▼順位表
1位 SVホルン(59)
2位 ファースト・ヴィエナ(57)
3位 SCリッツィング(44)
【了】