セリエA五連覇を達成したユベントスだが、選手の市場価値の上昇も目を見張るものがあるようだ。5日、イタリア紙『トゥットスポルト』が伝えている。

　2011年、アントニオ・コンテが率いる前のユベントスの所属選手の市場価値合計は、2億2300万ユーロ（約275億3086万円）だった。しかし、現在はおよそ3倍となる5億7000万ユーロ（703億7037万円）まで上昇。その価値を高めている。

　また買い物上手も際立っている。2012年にマンチェスター・ユナイテッドからフリーで獲得したMFポール・ポグバは、現在1億ユーロ（132億円）の値札が付くまでの選手になっている。

　チームのエースに成長したFWパウロ・ディバラは昨夏パレルモに移籍金3200万ユーロ（約41億円）を支払った選手だ。しかし、現在はバルセロナなど多くのビッククラブが狙う存在となり、市場価値は4000万ユーロ（約48億円）を上回るとみられている。

　2009/2010シーズン、2010/2011シーズンと2年連続セリエAで7位に沈んでから、5年間でチャンピオンズリーグ優勝も現実的な目標となったユベントス。今後もさらなる成長に注目が集まりそうだ。

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