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ラニエリ監督、プレミアの“タブー”を犯す? 「我々は優勝することができる」

text by 編集部 photo by Getty Images

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優勝を信じるラニエリ監督【写真:Getty Images】

 プレミアリーグの首位に立つレスター・シティのクラウディオ・ラニエリ監督は優勝を信じているようだ。22日、英紙『ガーディアン』が報じている。

 残り4試合で2位のトッテナムとの勝ち点差は5。日曜日のスウォンジー・シティ戦に勝利すれば8まで広がる。ラニエリ監督は「今シーズンはとてもファンタスティックだ。我々はチャンピオンズリーグの出場権を得た。あとは優勝するのみだ。選手たちも信じている。すべては我々の手にある」とコメントしている。

 プレミアリーグでは優勝に対するコメントは一種のタブーとされている。1995/1996シーズン、ニューカッスルは1月の時点で2位のマンチェスター・ユナイテッドと勝ち点12差で首位を走っていた。しかし、2月の直接対決で敗れると、当時の監督ケビン・キーガンがアレックス・ファーガソン氏の挑発に乗り、「絶対に叩きのめしてやる!」と生中継のテレビに向かってコメントした。結果、ニューカッスルはユナイテッドと勝ち点差4の2位に終わったのである。

 ニューカッスルのケースとは時期も勝ち点差も異なり、ラニエリ監督は「マインドゲーム」を仕掛けたわけではないが、自分たちでプレッシャーを与えたとも言える。レスターは優勝を果たし、トロフィーを掲げることができるだろうか。

【了】

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