マインツの武藤嘉紀【写真:Getty Images】
マインツに所属する日本代表FW武藤嘉紀は、イングランドのクラブからの関心も伝えられていたが、来季もクラブに残ることになりそうだ。独紙『マイン・シュピーツェ』が伝えている。
武藤にはこの冬にマンチェスター・ユナイテッドからオファーがあったとも報じられていたが、クラブとしては来季以降も戦力としているため、他クラブと交渉につくつもりはないという。
マインツは、武藤や岡崎慎司らの獲得を進めたクリスティアン・ハイデルGM(ゼネラル・マネジャー)が来季からシャルケに移ることが決定しており、後任にブレーメンのルーヴェン・シュレーダー氏が就くこととなっている。
ユヌス・マリやロリス・カリウス、ハイロ・サンペリオなど多くの選手に移籍の噂が挙がっているが、少なくとも今夏に武藤の売却は固辞する意向のようだ。
昨年夏にFC東京からマインツへ移籍した武藤はブンデスリーガで7得点を記録しているが、2度に渡る膝の靭帯損傷によって今季の復帰は絶望となっており、現在は日本でリハビリを続けている。
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