蜂蜜の販売を目指すザンクトパウリ【写真:Getty Images】
FW宮市亮が所属するドイツ2部のザンクトパウリが4日、サッカークラブとしては異例の”自家製蜂蜜”の製造を開始することを発表した。
このプロジェクトは、ザンクトパウリのホームスタジアムであるミラントア・シュタディオンに2つの巣箱を設置し、ミツバチによって集められた蜂蜜をクラブの公式ストアを通じて販売するというもの。自家製蜂蜜には同クラブを率いるエワルド・リーネン監督の名前をとって”エワルドリーネン蜂蜜”との名前がつけられているようだ。
自転車大国として知られるドイツ。国を挙げて環境には力を入れており、その取り組みはサッカー界にまで広がりを見せている。
ザンクトパウリはオフィシャルサイトで「我々はこのプロジェクトで、地域の生態の多様性に貢献できることを幸せに感じ、ファンや地区の住民が蜂とフレンドリーになってくれれば幸せです」とコメントし、公式声明を発表した。このような取り組みが、今後世界のサッカークラブにも浸透する可能性もありそうだ。
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