宮市亮【写真:Getty Images】
ザンクトパウリに所属する元日本代表FW宮市亮がついに今季初出場を果たした。昨年夏の加入直後に前十字じん帯断裂という大怪我を負って治療に専念していたが、1日のウニオン・ベルリン戦に途中出場しブンデスリーガ2部デビューを飾っている。
試合はスコアレスで終盤に差し掛かり77分、ヴァウデマール・ソボタとの交代でピッチに送り出された宮市。結局得点に絡むことはできなかったがドイツでの第一歩を踏み出し「スタジアムのファンが僕の名前を呼んでくれた、あの瞬間は忘れない」と復帰を喜んでいる。
さらにクラブ公式サイトに掲載されたコメントで宮市は「長くチームを外れていた。数分でもプレーできたことが嬉しい。素晴らしい雰囲気でファンは僕にとって本当に大きなサポートになってくれた」とサポーターへの感謝を述べている。
宮市は地元紙『ハンブルガー・モルゲンポスト』には「ファンにすぐお返しがしたい」とさらなる活躍を誓った。次はドイツでの初ゴールに期待がかかる。
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