プレミアリーグのクラブ間で、アウェイチケット価格の上限を設定することで合意に至ったと『テレグラフ』など英国複数のメディアが伝えている。

　リーグの最高経営責任者であるリチャード・スクダモア氏は20クラブで会合を開き、アウェイチケットの価格を30ポンド（約4800円）を上限になることで合意したという。来季から運用がスタートし、3年間継続される。

　これまでプレミアリーグのアウェイチケット価格は高騰する一方で批判が相次いでおり、試合中にサポーターが抗議のチャントを歌ったりボイコットのため退席するなどの反発が起きていた。

　最も高い値段を設定していたアーセナルのイバン・ガジディスCEOも、今回の決定に賛同しているという。

　チケット価格の上限が設定されるのはプレミアリーグが創設して初のことで、大きな転換を迎えることとなった。

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