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FC東京、ビン・ズオンに逆転勝利。初先発の19歳小川が2得点演出で大活躍

text by 編集部 photo by Dan Orlowitz

ネイサン・バーンズ
同点ゴールで結果を残したネイサン・バーンズ【写真:ダン・オロウィッツ】

【FC東京 3-1 ビン・ズオン ACLグループステージ第2戦】

 AFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)グループステージ第2戦が1日に行われ、グループEのFC東京はホームでベトナム王者ビン・ズオンと対戦した。

 週末のリーグ戦からスタメンを大きく入れ替えたFC東京は2年目の小川諒也が公式戦初出場。前線にはバーンズとサンダサが入り、田邉草民が復帰後初先発を果たした。

 前節全北現代に敗れており、決勝トーナメント進出のためにも負けられないFC東京だったが早い段階で失点してしまう。24分、GKの弾いたボールをニューエン・アン・ドゥックに頭で押し込まれてしまった。

 その後サンダサや田邉がビッグチャンスを迎えるも得点に結びつけることができず前半を終えた。

 1点ビハインドで前半を終えたFC東京は後半開始から水沼宏太に代えて阿部拓馬を投入し前線に推進力をプラスする。すると50分、阿部のクロスを受けたサンダサが空中戦を制し、こぼれ球をバーンズが決めて同点に追いつく。

 サンダサがPKを外す不運もあったが、68分に相手GKが小川の蹴ったコーナーキック処理をミスしてオウンゴール。84分には途中出場したばかりの前田遼一が再び小川のコーナーキックからダメ押しの3点目を奪って勝負を決めた。

 FC東京はグループステージ2戦目で今大会初勝利。次節は15日にホームで江蘇蘇寧との大一番が組まれている。大型補強でパワーアップしたチームを倒して決勝トーナメント進出へ弾みをつけたいところだ。

【得点者】
24分 0-1 ドゥック(ビン・ズオン)
50分 1-1 バーンズ(FC東京)
68分 2-1 ブイ(ビン・ズオン、オウンゴール)
84分 3-1 前田遼一(FC東京)

【了】

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