及第点の評価をもらった香川真司【写真:Getty Images】
ヨーロッパリーグ決勝トーナメント1回戦2ndレグが現地時間の25日に行われ、日本代表MF香川真司が所属するボルシア・ドルトムントはアウェイでポルトと対戦。オウンゴールの得点により1-0の勝利をおさめている。
この日の香川はトップ下で先発フル出場を果たしていた。しかし、得点に関与できなかった香川に地元紙『ルール・ナハリヒテン』は及第点となる「3,5」の評価を与えている。ピンチを救ったGKロマン・ビュルキとスベン・ベンダーにはチーム最高評価となる「2,0」の評価をつけた。(ドイツの採点は「6」が最低で11段階に分けて表され、数字が小さいほど評価が高いことを意味する)
また、独『デア・ヴェステン』は香川に「4,0」をつけ、寸評では「攻撃陣では香川を除く選手全員が攻撃に関与していたが、彼は目立たなかった。ハーフタイム後は多くの場面で攻撃に絡んでいたが、それでもリーグ前半戦で見せたようなクリエイティブな選手を彷彿とされるものではなかった」と語り、あまり良い印象を持たれていない。
ブンデスリーガのシーズン前半戦ではゴールやアシストといった形で結果を残していた香川。しかし、リーグ後半戦では本調子の状態に戻れていないでいる。それでも徐々にプレー時間を増やしており、早く結果を残して評価を覆したいところだ。
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