バルセロナのジョゼップ・マリア・バルトメウ会長【写真:Getty Images】
バルセロナのジョゼップ・マリア・バルトメウ会長が、チャンピオンズリーグ(CL)でワイルドカード枠導入を検討するべきだと語った。22日に英メディア『BBC』が報じている。
CLでは前季リーグ戦で3位以内に入ったチームなど、様々な条件を満たしたクラブだけが出場することができる大会だ。場合によっては、強豪クラブと言われるクラブが参加できないこともある。
バルセロナはその中でも常連クラブで、ほとんどのシーズンでCL出場を果たしているが、バルトメウ会長も多少の危機感は感じているようだ。そこで、バルトメウ会長はある提案をしている。
「私は時々、なぜテニスにようにサッカーにもワイルドカード枠を導入しないのかと考えるときがある。時にはトッププレイヤーが条件に該当しない時も利益のためにワイルドカードを与えられるんだ。これはサッカーでも採用される可能性はある。UEFAで決定されれば。クラブは時には調子が悪いシーズンもあるし、チャンピオンズリーグ(CL)でプレーできないことは大きな罰にようなものだ」
UEFAの推薦枠といった形で、昨年の順位に関係なくCL出場を果たすというものだ。ワイルドカード枠が採用されれば、今季不振に陥っているチェルシーが来季CL出場を果たせるかもしれない。ただ、新たな問題が生じる可能性もあるだろう。
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