同点弾を演出した本田圭佑【写真:Getty Images】
イタリア・セリエA第26節が現地時間の22日に行なわれ、日本代表FW本田圭佑が所属するミランはナポリのホームに乗り込んで対戦。本田が同点弾を演出する活躍を見せ、1-1の引き分けに終わっている。
イタリアのビッククラブでは公式ファンチャンネルがあり、今回の試合も実況中継されていた。普通の実況とサブチャンネルを使ったナポリ側の実況、ミラン側の実況の3つのパターンから実況を行っていたが、ミラン側の実況を担当していたマウロ・スーマ氏(ミラン・チャンネルのディレクター)が本田の同点弾に酔いしれた。
ナポリの1点リードで迎えた44分、本田は右サイドから左足でクロスを入れると、相手DFに当たってボールは後方で待っていたジャコモ・ボナベントゥーラのもとに。同選手がこれを押し込み、ミランは少ないチャンスから同点に追いついている。
スーマ氏は「ジャック(ボナベントゥーラの愛称)…ジャック…いけー! 圭佑からの金平糖パス! 圭佑からの金平糖パス! 」と興奮した様子で得点シーンを実況した。
本田のクロスはとても正確だったため、”繊細なパス”や”ふわりとしたパス”といった意味で”金平糖パス”と表現したのだろう。スーマ氏は最近、本田のプレーを絶賛しており、この試合でも活躍したことで興奮を抑えられなかったようだ。
翻訳協力:チェーザレ・ポレンギ
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