レアル・マドリーのC・ロナウド【写真:Getty Images】
【ローマ 0-2 レアル・マドリー CL決勝T1回戦 1stレグ】
チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦1stレグが現地時間の17日に行なわれ、ローマはホームでレアル・マドリーと対戦した。
ルディ・ガルシア監督を解任し、ルチアーノ・スパレッティ監督が復帰したローマはゼロトップを採用。前線にエル・シャーラウィ、ペロッティ、サラーを起用する。一方のマドリーは負傷でガレス・ベイルが欠場する。
両チームのスターティングメンバーは以下。
【ローマ:4-3-3】
GK:シュチェスニー
DF:フロレンツィ、マノラス、ディーニュ、リュドガー
MF:ピャニッチ、バンクール、ナインゴラン
FW:サラー、ペロッティ、エル・シャーラウィ
【レアル・マドリー:4-3-3】
GK:ナバス
DF:カルバハル、ヴァラン、S・ラモス、マルセロ
MF:モドリッチ、クロース、イスコ
FW:ハメス、ベンゼマ、C・ロナウド
ボールを支配するのはアウェイのマドリー。ローマはペロッティが中盤まで下がって起点を作り、サラーがスピードを活かしたドリブルでカウンターを狙う。
マドリーは左サイドでC・ロナウド、イスコ、マルセロの3選手で数的優位を作っていくと、34分にC・ロナウドからマルセロにパスが渡りそのままボレーシュート。これは惜しくも枠の右にそれた。
そのまま前半はスコアレスで終了。ローマの守備に苦戦したマドリーは2011年ぶりにCLで前半を枠内シュート0本で終える。
後半もマドリーはサラー、ピャニッチ、フロレンツィと守備的な選手がいないローマの右サイドをC・ロナウド、イスコ、マルセロで執拗に攻めこんでいく。すると57分、C・ロナウドがローマ相手に通算4点目となるゴールを決める。カウンターから左サイドを抜けだすと、見事なクライフターンでフロレンツィをかわしてゴール右上隅に叩き込んだ。
追いつきたいローマは64分にエル・シャーラウィに替えてFWジェコを投入する。すると、早速ジェコのポストプレーからバンクールが強烈なミドルシュートを放つも、ここはわずかにゴール右に外れる。対するマドリーもC・ロナウドがヘディングを放つもゴール右にそれた。
86分には途中出場のヘセが追加点を決めて0-2で試合終了。マドリーが準々決勝進出を決定的とするアウェイでの勝利をものにしている。
得点者:
57分 0-1 C・ロナウド(レアル・マドリー)
86分 0-2 ヘセ(レアル・マドリー)
【ヘント 2-3 ヴォルフスブルク CL決勝T1回戦 1stレグ】
一方のヘント対ヴォルフスブルクは44分にヴォルフスブルクが先制する。カウンターからドラクスラーがワンツーで抜け出し、冷静にゴール右に流し込んだ。ヴォルフスブルクは後半もドラクスラーとクルーゼが追加点を奪う。
それでも後半にヘントは2点を返し、試合は1-3で終了。ヴォルフスブルクが準々決勝進出に近づく勝利を収めた。
得点者:
44分 0-1 ドラクスラー(ヴォルフスブルク)
54分 0-2 ドラクスラー(ヴォルフスブルク)
60分 0-3 クルーゼ(ヴォルフスブルク)
80分 1-3 クムス(ヘント)
89分 2-3 クリバリー(ヘント)
【了】