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“ウクライナの矢”シェフチェンコ氏、EURO見据えて母国代表のコーチに入閣

text by 編集部 photo by Getty Images

シェフチェンコ
ウクライナ代表にコーチとして入閣したアンドリー・シェフチェンコ氏【写真:Getty Images】

 ウクライナサッカー協会は、今年6月にフランスで開催されるEURO2016に向けて元同国代表FWアンドリー・シェフチェンコ氏がコーチングスタッフに入閣することを発表した。

 現役時代は“ウクライナの矢”の異名をとり、ディナモ・キエフやミラン、チェルシーでプレー。2004年にはバロンドールを獲得している。

 また、ウクライナ代表史上最多得点となる41ゴール、代表キャップ数2位となる111試合に出場している。

 シェフチェンコ氏は母国開催となったEURO2012ウクライナ/ポーランド大会を最後に現役を引退したが、同国史上2度目となるEUROに向けてコーチとして代表に復帰することとなった。

 再びフットボールの世界に復帰できた喜びを、『ユーロスポーツ』が伝えている。

「ほぼ4年間私は休暇を取っていたが、コーチとしてフットボールの大きな舞台に帰ってきた。私は(シェフチェンコが恩師とする)ヴァレリー・ロバノフスキーやカルロ・アンチェロッティ、ジョゼ・モウリーニョといった素晴らしい監督と仕事をして大きな経験を得た」

 予選を3位で通過し、プレーオフでスロバキアを破って本大会出場を決めたウクライナは、ドイツ、北アイルランド、ポーランドと同じグループに組み分けられている。

【了】

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