G大阪は新スタジアムのこけら落とし試合で名古屋に勝利した【写真:Getty Images】
【G大阪 3-1 名古屋】
J1のガンバ大阪は、昨年10月に竣工式が行われた市立吹田サッカースタジアムのこけら落としで、名古屋グランパスと対戦した。
今季からG大阪の本拠地として使われる新スタジアムには、新たな時代の幕開けを見届けようと多くのサポーターが詰めかけた。
新スタジアムのファーストゴールは27分、G大阪に訪れる。左サイドから新加入のアデミウソンがゴール前にクロスを送ると、 名古屋DF竹内彬がクリアを試みるが、ボールはゴールに吸い込まれてしまう。記念すべき第1号弾はオウンゴールとなった。
しかし、G大阪は前半のうちに自軍のチームがゴールを決める。同じく新加入の藤本淳吾のFKを今野泰幸がヘディングで決めて2点にリードを広げ、後半へと折り返す。
招待チームの名古屋も黙ってはいなかった。後半開始直後、ゴール前の混戦から最後は矢田旭が押し込んで1点差に詰め寄る。
リードを縮められたG大阪は、再び突き放す。66分に宇佐美貴史のCKを丹羽大輝がヘディングで叩きつけて3-1とする。
名古屋は昨年までG大阪でプレーしていた明神智和が終盤に登場。G大阪で主将も務めた明神にはG大阪サポーターから拍手が送られた。
その後もスコアは動かず、試合はこれで終了。G大阪の自慢の攻撃陣が爆発し、新スタジアムの記念すべきこけら落としを見事に白星で飾った。
G大阪は28日に行われるJリーグ開幕戦で、鹿島アントラーズを新たなホームに迎える。
【得点者】
26分 1-0 オウンゴール(G大阪)
36分 2-0 今野(G大阪)
47分 2-1 矢田(名古屋)
66分 3-1 丹羽(G大阪)
【了】