会長選に当選した田嶋幸三氏【写真:Getty Images】
日本サッカー協会(JFA)は31日に臨時評議員会を開き、新会長に田嶋幸三氏が当選したことを発表した。
新会長を決める投票は、都道府県協会やJ1クラブの代表などからなる75名の評議員による1人1票の無記名投票で行われ、会長意向表明を出していた原博実専務理事と田嶋幸三副会長の二人で争われた。
従来のJFA会長選出は、JFA役員選考委員会が推挙した候補者を理事会が承認し、評議員会が追認する形で行われていたが、FIFAから規約を改正するようJFAへ指導があったこともあり、次期会長の選出から、複数候補者がいる場合は選挙が行われることになっていた。
田嶋氏は2006年にJFA専務理事に就任。2010年に副会長に就任した。同氏は2019年のJリーグのシーズン以降や日本協会主導の選手強化と育成を訴えていた。
当選した田嶋氏は3月下旬の役員改選で正式に新会長に就任する。任期は2年間となる。
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