スポルティングCPの田中順也【写真:Getty Images】
ポルトガルの名門スポルティングCPに所属する元日本代表FW田中順也に、ドイツのクラブが獲得に興味を示していると独紙『キッカー』が報じている。
名前が挙がっているのは、ブンデスリーガ2部のザンクトパウリとデュイスブルクだ。ザンクトパウリには宮市亮が所属しており、去就次第ではチームメイトになる可能性もある。
ザンクトパウリは4位につけており、1部昇格争いを続けている。また、反対にデュイスブルクは最下位に位置しており、3部降格の危機に瀕している。それぞれの目標を達成するために、ポルトガルで出番に苦しむ田中に白羽の矢を立てたのかもしれない。
また、同紙は1月中に欧州移籍が決定しなかった場合、田中の古巣でもあるJ1の柏レイソルへ復帰する可能性もあると伝えている。
田中はポルトガルリーグ第19節時点で出場はわずか3試合、いずも10分程度のプレーに留まっている。昨季は少ない出場時間でも5得点2アシストと結果を残していたが、状況は好転しなかった。
この冬には、シュツットガルトやラージョ・バジェカーノなども田中を狙っていると伝えられていた。
【了】