イラクU-23代表から追放されたサイフ・サルマン【写真:Getty Images】
カタールで開催中のAFC U-23選手権にイラク代表の一員として参加していた1人の選手がチームを追放されてしまった。同国サッカー連盟が公式フェイスブック上で発表している。
サウジアラビアの名門アル・イテハドで活躍し、イラクU-23代表では6番を背負うなど期待されたMFサイフ・サルマンは、娘が病気になったとしてチームからの離脱を求めた。しかし、同選手の主張は嘘だったことが判明し、無期限の代表活動停止処分を言い渡されている。
A代表でも30試合以上の出場経験を誇り、3年前のU-20W杯でのベスト4進出にも貢献するなど欠かせない戦力だったサルマン。嘘をついてまでチームを”抜け出した”代償はあまりに大きかった。イラクU-23代表は23日に行われるAFC U-23選手権準々決勝のUAE戦の結果しだいで日本と対戦する可能性がある。
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