ユナイテッドが獲得を検討しているロメル・ルカク【写真:Getty Images】
ストライカーの補強を目指すマンチェスター・ユナイテッドはエバートンに所属する22歳のベルギー代表FWロメル・ルカク獲得を狙っているものの、エバートン側は破格の移籍金を要求しているようだ。20日に英紙『デイリー・スター』が報じている。
同紙によると、ユナイテッドはルカクの獲得を検討しているが、エバートン側は移籍金6500万ポンド(約107億8000万円)を要求しているとのこと。同選手に関しては、レアル・マドリーやパリ・サンジェルマン、マンチェスター・シティやチェルシーなども獲得を目指しており、激しい争奪戦も予想されている。
ルカクは2013年にチェルシーからエバートンに期限付き移籍した後、2014年に完全移籍で加入した。昨季は公式戦48試合に出場し20得点を決め、今季は公式戦27試合出場で19得点を決めている。
22歳ながらベルギー代表としては通算42試合の出場経験があり11得点を記録している。191cmと長身で、類まれなる才能を発揮していることから、複数のクラブが注目していた。
規格外の移籍金となるが、アントニー・マルシアルを高額な資金を投入して獲得したユナイテッドであれば、物ともせずに獲得に動くかもしれない。
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