ルイス・ガルシアが2年ぶりにピッチへ帰還する【写真:Getty Images】
オーストラリア・Aリーグのセントラルコースト・マリナーズは16日、元スペイン代表MFルイス・ガルシアの加入を発表した。
現在37歳のL・ガルシアは2014年にインド・スーパーリーグのアトレティコ・コルカタでのプレーを最後に第一線を退いていた。今回のオーストラリアリーグ参戦で2年ぶりの現役復帰となる。今月7日にはシドニーでリバプール・レジェンズの一員として親善試合に出場していた。
CCマリナーズは先日アンソニー・カセレスをマンチェスター・シティに売却。その利益でL・ガルシアの給料を捻出し、リーグのサラリーキャップ上限に縛られないマーキー・プレイヤー制度を利用して今季終了までの半年契約を締結している。
加入に際しL・ガルシアは「CCマリナーズのようなクラブに加入できて嬉しく思っている。Aリーグや進境著しいクラブでの新たな挑戦は刺激的だ。チームメイトやファンの皆と会えるのがとても楽しみだし、僕のプレーでみなさんを楽しませたい」と新天地でのプレーを心待ちにしている。
これまでリバプールでチャンピオンズリーグ優勝を経験し、バルセロナやアトレティコ・マドリー、パナシナイコスといった欧州の強豪で存在感を発揮。さらにメキシコやインドでのプレーを経験してきたL・ガルシアはオーストラリアでどんなプレーを見せるだろうか。
2013年に在籍したメキシコ1部プーマスで一度現役引退を表明し、その後2014年にインドで現役復帰したが、昨年は所属クラブがなく再び引退したと思われていた。事実上二度目の現役復帰となるCCマリナーズでのデビュー戦は23日のウェスタンシドニー・ワンダラーズ戦が濃厚だ。
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