レアル・マドリーへ補強禁止処分が下された【写真:Getty Images】
レアル・マドリー下部組織に所属する中井卓大くんに帰国強制の可能性が浮上している。
国際サッカー連盟(FIFA)は14日、レアル・マドリーとアトレティコ・マドリーに1年間の補強禁止処分を発表した。両クラブは未成年者の移籍に関する規約を違反したとして罰則を科されている。
この影響で、9歳でマドリーの下部組織に加入した中井くんも今後クラブで公式戦に出場できない可能性が浮上している。同様のケースでは、元バルセロナ下部組織に所属した久保建英が公式戦に出場できなくなり、日本への帰国を余儀なくされた経緯を持つ。
近年FIFAは未成年者(18歳未満)の移籍に対して非常に厳しい対応をとっている。果たして、中井くんはスペインに留まることができるのだろうか。
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