JFL八戸に加入する元日本代表DF市川大祐【写真:Getty Images】
JFLのヴァンラーレ八戸は7日、元日本代表DF市川大祐が加入したことを発表した。
清水エスパルスのユース出身の市川は2010年までトップチームに在籍。ヴァンフォーレ甲府、水戸ホーリーホック、藤枝MYFCを経て昨年7月に元日本代表監督の岡田武史氏がオーナーを務めるFC今治に加入した。
昨年12月に退団を発表したことで去就が注目されていたが、J3昇格を目指す八戸加入が決定した。
「チームの目標であるJ3昇格を叶えるために、プレーや経験をチームに伝えて行きたいと思います。今シーズン、地域、チーム、サポーターが一体となって、青森初のJリーグチームを勝ち取るシーズンにしましょう!」と、オフィシャルサイトで意気込みを語っている。
八戸は昨年、J3クラブライセンス交付を申請していたが、J3の基準を満たすスタジアムの建設が間に合っていないことを理由に不交付となっていた。しかし、新スタジアムは今年10月に完成予定とされているため、今季の成績次第ではJ3に昇格できる可能性がある。
日本代表として10試合でプレーし、日韓ワールドカップにも出場した35歳のベテランDFは、青森県初のJクラブ誕生をもたらすことができるだろうか。
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