インテルのMFフェリペ・メロに3試合の出場停止処分が下ったようだ。22日、イタリアの『フットボールイタリア』が報じている。

　メロは現地時間20日のラツィオ戦に先発出場。試合もアディショナルタイムに差し掛かろうかという90分に事件が起きた。ボールをクリアしようとしたところ、伸ばした足がラツィオのMFルーアス・ビリアの頭部をヒット。かかと落としを見舞ってしまったメロはすぐさま主審からレッドカードの宣告を受け、退場していた。

　この事態を重く受け止め、セリエAはメロの行為を意図的なものと判断、暴力行為を行ったとして3試合の出場停止処分を下した。

　9月にガラタサライから加入して以来先発メンバーに名を連ね、今季はセリエAで12試合に出場しているメロ。この試合ではラツィオの勝ち越しにつながるPKも与えてしまっている。

　ロベルト・マンチーニ監督とメロはガラタサライ時代からの師弟関係だが、果たしてこの一件は指揮官からの信頼に影響を与えてしまうのだろうか。

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