サンフレッチェ広島で主将を務めるMF青山敏弘【写真:Getty Images】
16日のクラブワールドカップ準決勝に挑むリーベル・プレートとサンフレッチェ広島は15日、それぞれ前日会見に応じた。
リーベルのマルセロ・ガジャルド監督は「広島はボールのコントロールがうまく、プレーの質も高くて強いチーム。キャプテンの青山(敏弘)がチームの軸だ。この2週間しっかりと練習し、明日に向けていい準備ができている」とコメント。
またDFジョナタン・マイダナは「ムードは良く、モチベーションも高い。100%を出して、ゴールを決めたい。明日の試合は難しくなるだろうが、目標は決勝戦。そう多くないチャンスなので最高の結果を得たい」と話した。
一方、広島の森保監督は次のようにコメントした。
「フィジカル的にも疲労が溜まっているが、クラブW杯という舞台でリーベル・プレートと戦えるモチベーションと喜びでハツラツと練習していた。リーベルに勝てば世界的快挙になる。サッカーは何が起こるかわからない。今までやってきたコンセプト、スタンスを次の試合でも発揮したい」
キャプテンのMF青山は選手の目線から、自身とチームの両方について語っている。
「自分にマークが集まれば他の選手にチャンスが回ってくると思う。それほどチームを信頼しているし、そうやって結果を出してきた。(リーベルのサポーターが)1万人だろうが、何万人だろうが、浦和レッズのサポーターには敵わない。浦和との試合でも勝っているし、何の問題もないと思っている」
「厳しさも含めて雰囲気を楽しみたい」と語る森保監督に、「僕を止めてもチームは止まらない」と自信を覗かせる青山。決戦の場は長居スタジアムで、あす16日の19時30分キックオフ予定となっている。
【了】