クロップ前監督との対戦に高まる期待
隣のグループBではリバプールが1位通過を決めた。2015年12月10日、ヨーロッパリーグのグループステージは全日程が終了する。BVBはグループCを2位で突破した。つまり次の可能性が浮上する。
ボルシア・ドルトムント対ユルゲン・クロップ。
すかさず『ビルト』電子版は「BVBは今やクロップと対戦するのか?」という小見出しで、「ベンダー:そうなれば残念だけど僕らは彼に痛い目を合わせないといけないね!」という見出しの記事を掲載した。
ベンダーは「もちろん最高の試合になるだろう。対戦が決まれば僕らは嬉しいよ」と前置きしている。スボティッチは「クロップとの対戦は特別な試合になるだろうね」と笑みを浮かべて、声を弾ませた。
14日に組み合わせが決まる決勝トーナメントの1回戦について、監督トゥヘルは「抽選で当たった相手と戦うだけ」と述べた。ドルトムントがリバプールと対戦する可能性は、現段階では夢想に過ぎない。それでも、少なからずBVBの選手たちにとって、かつての指揮官との対戦はどこか感傷を呼び起こすものでもあるようだ。