ボルシア・ドルトムントの香川真司【写真:Getty Images】
ボルシア・ドルトムントの日本代表MF香川真司がヨーロッパリーグ(EL)グループステージ首位通過を逃したチームに喝を入れた。
ドルトムントは現地時間の10日にホームでPAOKと戦い0-1で敗戦した。この結果、グループステージ首位をクラスノダールに明け渡し、ドルトムントは2位で決勝トーナメントに進出している。
この試合で先発出場を果たした香川は「みんな準備不足のところはあった。その中で試合に入りうまくいかない中でどんどんと自信を失って弱気になっているイメージも」と語り、本来のプレーをできなかったことを嘆いた。
「順位は気にならなかった」と語る香川だが、一方で「緊張感が欠けていた部分もある。みんなの責任」と喝を入れた。
ELの決勝トーナメントには香川の古巣であるマンチェスター・ユナイテッドも参戦する。ユナイテッドはチャンピオンズリーグ(CL)グループステージで3位に終わったため、ELの決勝トーナメントに回ることになる。
古巣との対戦の可能性がある香川は「今のユナイテッドだったら勝てると思います」と自信を覗かせた。それでも「準備していきたい」と気を引き締めた。
EL決勝トーナメントの組み合わせ抽選会は日本時間の14日21時より開始される。香川とユナイテッドの対戦は実現するのだろうか。
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