引退を発表した元日本代表FW鈴木隆行【写真:Getty Images】
J2のジェフユナイテッド千葉は2日、元日本代表FW鈴木隆行が2015シーズン限りで現役を引退すると発表した。
鈴木は1976年6月5日生まれの39歳。1995年に鹿島アントラーズでプロキャリアをスタートさせて以来、ブラジル、ベルギー、セルビア、アメリカなど活躍の場を国内外に移してきた流浪のFWである。
2011年6月から昨季まで所属した水戸ホーリーホックは、戦力外通告を受けたため退団。今シーズンから千葉に加入していたが、出場は9節のジュビロ磐田戦と17節のコンサドーレ札幌戦の2試合で、計8分に留まっていた。プロ通算記録は261試合38ゴール15アシストとなっている。
日本代表としては55試合に出場し11得点を挙げている。2002年に開催されたワールドカップ日韓大会のベルギー戦で挙げた同点ゴールは特に有名であるが、そこから2003年3月26日にゴールを挙げるまで実に46試合1790分間ノーゴールが続き、当時の世界記録となっていた。
なお、鈴木のコメントについては7日に実施される記者会見後に発表される予定となっている。
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