Jリーグは11月の月間MVP選手を発表し、J1はサンフレッチェ広島のFWドウグラス、J2はアビスパ福岡のウェリントンが選ばれた。

　ドウグラスは11月に開催された2試合でともにフル出場し、4得点を記録。広島の2ndステージ優勝、年間首位に大きく貢献した。

　選考委員会は特にガンバ大阪戦でのフリーキックを「2ndステージ優勝、年間勝ち点1位の座を決定づけるゴールとも言える」と高く評価。

　また、福岡は惜しくもJ1自動昇格圏の2位には届かなかったが、ウェリントンは11月に開催された全4試合に出場して3得点を決め、10月からの8連勝のチームを支えた。

　なお、11月の月間ベストゴールは川崎フロンターレのFW大久保嘉人が受賞。ベガルタ仙台戦でチーム6点目となったゴールが対象となった。

　大久保はこのゴールが3年連続得点王を決定づける今季23得点目をマーク。さらにJ1通算得点ランクで同率1位で並ぶ佐藤寿人と中山雅史の157点に次ぐ156点目となった。

　大久保のゴールは「年間最優秀ゴール賞」の候補のひとつとなり、受賞者は12月の『Jリーグアウォーズ』に発表される。

【了】