佐藤のゴールなどで広島が湘南を下した【写真:Getty Images】
明治安田生命J1リーグ2ndステージ最終節が22日に行われ、サンフレッチェ広島が湘南ベルマーレを で下した。この結果、広島は2ndステージ制覇と年間優勝の“ダブル”を達成した。
前節終了時点で首位を堅持していた広島。ステージ優勝争いでは鹿島アントラーズに勝ち点3差に迫られていたが、得失点差は12あり、優勝の行方はほぼ決していた。
年間首位はチャンピオンシップで決勝へのシード権が得られる。浦和との勝ち点差は2。広島としては、この湘南戦も落とすつもりはなかった。
序盤から広島がじわりじわりと相手ゴールへ迫れば、湘南も素早い攻守の切り替えから攻撃に出る。互いに持ち味を出しあう展開となった。
徐々に広島がペースを握ると24分、ドウグラスが先制点を決めると、直後には青山敏弘がゴール左隅へミドルシュートを突き刺した。
そして、広島サポーターが待ちに待った瞬間が訪れる。42分、清水航平が左サイドを突破しクロスを送ると、これに佐藤寿人が頭で合わせて
広島は54分、カウンターからドウグラスが強烈なシュートを放つも、GK秋元陽太がセーブする。
湘南は57分、古林将太、大槻周平に代えて山田直輝、藤田祥史を投入する。対する広島は61分、佐藤に代えて浅野拓磨をピッチに送り出し、68分にはミキッチに代えて柏好文を投入する。
広島は72分、左から清水のクロスにドウグラスが頭で合わせてさらにリードを広げた。ドウグラスはこれで今季20点の大台に乗せた。
湘南も惜しい場面を作ったが、89分、広島はドウグラスのこの日3点目のゴールが決まり5-0。試合はこのまま終了。広島は2ndステージ優勝と年間勝点1位の“ダブル”を決め、、これ以上ない流れでCSに進出することとなった。
【得点者】
24分 1-0 ドウグラス(広島)
25分 2-0 青山敏弘(広島)
42分 3-0 佐藤寿人(広島)
72分 4-0 ドウグラス(広島)
89分 5-0 ドウグラス(広島)
【了】