エル・クラシコが開催されるサンチャゴ・ベルナベウ【写真:Getty Images】
現地時間の21日に開催される“エル・クラシコ”は文字通り超厳戒態勢の警備がしかれるようだ。19日、スペイン紙『スポルト』が報じている。
エル・クラシコこと、リーガ・エスパニョーラ第12節レアル・マドリー対バルセロナの一戦は通常の2倍以上の警備員が出動する。民間の警備員に加えて市警、市民保護部隊が配置され、合計で2400人もの警備員によって警備がなされる予定だ。
スペイン当局のフランシスコ・マルティネス氏は「この配置によって、試合はなんの事件もなく通常通りに開催される。我々は自らの力に自信を持っている」と観客に落ち着きを求めるコメントを発した。
フランス・パリでの同時多発テロの影響で、いつにもまして安全面での不安が高まっているエル・クラシコ。代表ウィークにはテロ計画によってベルギー対スペイン、ドイツ対オランダの親善試合が相次いで中止に追い込まれた。
超厳戒態勢によって、エル・クラシコは無事に開催できるのか。世界の注目が集まっている。
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