横浜FMのアデミウソン【写真:Getty Images】
J1の横浜F・マリノスに所属するFWアデミウソンは12日、自らの契約期間について自身の『フェイスブック』で言及した。
アデミウソンは10日に『フェイスブック』上で質問を募り、その中から10問をピックアップ。12日はそのうちの5つの質問について答えた。
中でも注目を引いたのは契約期間についての質問だ。加入当初は日本のサッカーへの順応に時間がかかったが、現在は横浜FMで中軸を担うアデミウソンの契約延長を願う声は少なくない。
しかし、アデミウソンは「僕の契約期間はシーズン終了までで、12月には満了になる」と返答。なお、2月28日に横浜FMが出したリリースでは、契約期間は2016年1月1日までとなっている。
そのほか、ヨーロッパでのプレー願望については「ビッグクラブでプレーしたい。でも、サンパウロで結果を残してからだね」と答えるなど、やはりサンパウロへの復帰を匂わせるコメントを残した。
アデミウソンは今季ブラジルの名門サンパウロから横浜FMに期限付き移籍で加入。U-21ブラジル代表で10番を背負った経歴から「ロマーリオ2世」と鳴り物入りでの来日となった。
今季はここまでリーグ戦32試合に出場し、8ゴールを記録。10月度月間MVPにもノミネートされていた。
アデミウソンの加入は横浜FMが参加している「シティ・フットボール・グループ(CFG)」のプロジェクトの一環で、サンパウロはCFGとローン移籍の契約を締結。横浜FMはいわばCFGからの“又貸し”でアデミウソンを獲得したことになる。
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