松本山雅は降格が決まった【写真:Getty Images】
明治安田生命J1リーグ2ndステージ第16節が7日に行われ、松本山雅FCはヴィッセル神戸に1-2で敗れJ2降格が決定した。
勝つしかない松本は前線の核であるオビナが欠場となった。試合は神戸が攻める展開となる。13分、15分と立て続けに森岡亮太がシュートを放つもGKの好守もあり決まらない。
松本は岩上祐三のセットプレーなどでゴールを目指すも決定打は放てない。それでも42分、クロスボールに阿部吉朗が頭で合わせて松本が先制に成功する。
しかし85分、森岡がネットを揺らし神戸が同点に追いつく。さらにアディショナルタイムにペドロに決められまさかの逆転負け。残り1試合で勝ち点差をひっくり返すことが不可能となり、松本のJ1残留はならなかった。
今季、クラブ史上初となるJ1昇格を果たした松本。反町康治監督のもと、全員がハードワークする姿勢を貫いたが、J1の壁の高さを思い知らされる1年となった。来季、J2からの出直しを誓う。
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