ミラン時代のアンドリー・シェフチェンコ氏【写真:Getty Images】
かつて世界的なストライカーとして活躍して現役を退いた元ウクライナ代表アンドリー・シェフチェンコ氏が、スペイン紙『マルカ』のインタビューに応じ、古巣ミランについて語った。
同氏が在籍していた当時のミランはリーグ優勝やチャンピオンズリーグ制覇などを成し遂げた非常に強力なチームだった。しかし現在その面影を見ることはできない。
近年低迷が続く古巣に対し、シェフチェンコ氏は「ここ5年間は難しい時期だった。クラブは変革のさなかにある」と述べたが、「彼らは監督やクラブにふさわしい選手を探し、オーナーはこれまで以上に投資をしている。情熱を取り戻している」と復権を信じている。
そして「過去25年間、ミランはマンチェスター・ユナイテッドやチェルシー、バルセロナ、レアル・マドリー、バイエルン・ミュンヘンと並んで世界で最も偉大なクラブだった。我々はそういった“巨人たち”の話をしているんだ。どんなチームにも変革のタイミングがあり、強いミランがすぐに戻ってきて強力なチームを見られると思っている」と、近い将来の復活に期待を寄せた。
ミランは先週末のラツィオ戦に勝利して調子は上向きつつある。シニシャ・ミハイロビッチ監督の下、新たな力でかつての威光を取り戻せるだろうか。
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