カリム・ベンゼマ【写真:Getty Images】
負傷により戦線離脱中となっていたレアル・マドリーのFWカリム・ベンゼマだが、次節で実戦復帰の可能性が高まっている。27日付け『マルカ』が報じた。
ベンゼマは10月8日にフランス代表として出場したアルメニア戦でハムストリングを負傷し戦列を離れていたが、全体練習に復帰を果たしたようだ。診断で3週間と見込まれていた離脱期間はほぼ正確だったといえる。
同選手は、チーム全体練習の一部をチームメイトたちと共に行い、その後全体練習から離れボールを使った練習を行った。
マドリーのセンターFWとして欠かせない存在のベンゼマはリーグ戦、CL、代表戦と合わせて9ゴールを決めており、負傷離脱前まで好調を維持。さらにスペースを作り出す動きはFWクリスティアーノ・ロナウドらチームメイトの得点力を大幅にアップさせる力を持っている。
今季ここまで公式戦無敗をキープしているマドリーだが、一部からは手堅い試合内容について批判の声も上がっている。チームの攻撃力を活性化させる背番号9の戦線復帰はラファエル・ベニテス監督にとって最高の知らせとなるだろう。
ベンゼマには現地時間31日にホームで行われるリーグ戦第10節ラス・パルマス戦への出場が期待される。
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